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筆者の無知と語学力の無さが原因でおこった事です
筆者本人は納得して終わった事である事をご理解ください
その上でネタとして記事にさせて頂いております
Contents
地獄のショッピングモール
嫌な予感
雨の中タクシーは一路サイアムに向けて進む


ギョッとした
恐ろしく値段の高い物だ


嬢は物凄い笑顔で返事をしたが、目が笑って無かったのを俺は見逃してはいない
タクシーがサイアムに到着する
提示金額
とりあえずトイレに行く
だがトイレに行くにも迷ってしまうほどの大きな建物だった
1Fと2Fを何度か行き来する
トイレに辿りつき男の俺はさっさと済ませ嬢を待つ
嬢が出てきて口を開いた

おおう直接的だな
こういう場合は幾らが相場になるのだろうか?
しかも重大な事があった
パタヤで金を使いすぎて現金の残りは少ない
3000?5000?10000?
凄く悩んだ、見栄もある


歩きはじめる嬢、それに従う俺
嬢は質屋をかたっぱしから回って、自分の気に入るバッグを予算内で探して回る
同じ店舗を数度訪れる事もあった
外は雨が降っているショッピングモールの中は最悪と行って良い程の湿度でまるでサウナの様であった
驚くほどの広さであり歩く量の多さと気温湿度が嫌でも俺の体力を奪っていく
そして・・・結局お目当てのバッグは見つからなかった

ズケズケと俺に言う嬢、LINEの時のしおらしさは微塵も無くなっていた
確認


以前のLINEのやり取り




チップをクレジットカードで払うって事は無理なので現金が必要になる
買い物はクレジットカードで済ませてほしいと願っていた
バッグを諦めて嬢のスマホの修理の為に携帯電話売り場に来た
実に嬢の持っている韓国産のスマホは落し過ぎてバリバリの状態であった
色々な店舗を回り、1つの店舗で話を進めている
不意に嬢が電卓の数字を見せた
5300
スマホの修理費なのだろう


クレジットカード使用に手数料がかかるのは良くある事だし今は選択肢が無い
嬢のスマホを預けて軽い食事に行く
食事後にスマホを取りに行く
嬢がスマホをチェックして、背面ボタンがグラついている事が気に入らないのでやり直し
待ち時間にウロウロ・・・正直もう歩きたくない
その後、少しして俺のスマホが鳴ってスマホの修理が終わったようだ
もう1度スマホを取りに行く
嬢がスマホを厳密にチェックしてOK
支払いにカードを出す




ATMに残している金は最後に嬢にチップとして渡す金なんだが・・・
グーグル先生を使ってその辺りを嬢に確認する

大丈夫なんだろうか?
物凄い不安になりながら嬢に渡す予定だった10000バーツをデビットカードで引き下ろした

満面の笑みの店員に殺意を感じながら店を後にした
誕生日プレゼントやし買え買え!
って言うたが最後かなり後悔しています😭😭😭 pic.twitter.com/G9lIGTnPnz— 膨張破裂速射 (@asobiman_kuzu) July 30, 2018
予定金額10000の内5000使っただけと言う認識なのだろう
小物をジャンジャンと買う嬢
疲労で思考が出来なくなってきている俺
疲れ切っている俺を見た嬢が一言

香水を買った時には俺の香水を嬢が選んでくれて、

と、期待したら

なんて言葉が返ってきて自分の分を買う訳もなく
疲れ切ってショッピングモールをタクシーであとにした
色々と話が変わってきた
ディスコ
疲れ切って夜になり

シャワーを浴びてベッドで横になっている俺は瀕死状態だった






そう言って手をだす
2000バーツ渡した
嬢が首を振った
膨張の回想








いい加減ウンザリしてきてた
完全なタカリじゃないか
とにかく眠って体力を回復しないと何もできない
後1000バーツを渡したら笑顔で部屋から出て行った・・・
残金が2000バーツ
疲れ切った俺はベッドで寝ていた
遠くでノックが聞こえた
それが自分の部屋のドアである事に気が付くまで少し時間が必要だった
ガチャリ・・・

泥酔しててご機嫌な嬢のご帰還である
着のみ着のままでベッドに横たわって寝てしまった
汗と酒の混じりあった異臭が部屋に充満してしばらく気分が悪くなったが、俺も眠ってしまった
膨張破裂速射が破裂する
戦いの前
腹が減ったのでホテルの朝食を食べに行く
嬢に声をかけたが断られた
恐らくは二日酔いだろう
とにかくエネルギーを補給したいので炭水化物を多目に摂取
コーヒーが驚くほどに不味い
無理やり腹を満たして部屋に戻ったら嬢はまだ眠っていた
スマホをいじりつつダラダラしていると嬢が起きてきてシャワーを浴びに行った
身支度を整えて

疲労を少しでも抜きたいのは同じだったのでマッサージに行く
オイルマッサージを30分受けて食事
豪勢な食事で会計が心配だった


!!!!!!!!!!
昨日新品同然に修理したスマホが!

泣きたくなった・・・修理費が日本円で約15000円やぞ・・・
ディスコで酔っぱらって投げてしまったのだろう・・・
食事の味もわからないままホテルに帰った
戦い
残金が500バーツしかない
ホテルのデポジットで500返ってくるから、ドンムアンまでは行く事が出来るだろう
問題は嬢へのチップになる
意思疎通ができていれば俺の状況もわかるだろう
だが、そこに期待は出来ない



財布の中身の500バーツ札と小銭をベッドにぶちまけた
それを見て嬢の顔つきが一気に険しくなった




約束は約束なので10000バーツは送金しようと本気で思っていた
言葉ではなくLINEで返事をされた
静寂の中LINEで会話がすすむ


これは本当で過去に失敗してからクレジットカードのキャッシング枠を取らない様にしている



身勝手を通り過ぎた行動をとる嬢にたいして、俺は激怒していた
ここまで怒りをあらわにして相手にぶつけた事は人生で1度も無いと言って良い
押し問答が続いた後に嬢が荷造りを始めた



悪い事はしてないからナナに行っても良かったが、こういう場合は日本人である俺は語学的にも不利になる
後ろ立ても無い状態で状況説明しても恐らくは通らないと計算した
正義も正論も本当の事もすべて上から黒いペンキで塗りつぶす事は容易だろう

嬢にセキュリティーボックスの中を確認させたら、ベッドに散らばってる小銭を嬢が集めて俺に渡す

錬金術
ホテルの角を曲がった所にATMはあるのに、嬢はやたらと遠いATMに俺を連れて行った

嬢は首を振ってお前がやれとジェスチャーで表現する
当たり前だが弾かれる画面が出たので見せる

俺の後ろに嬢は張り付いて俺を歩かせる


金を買わす気なのか?
だが、不運にも金ショップは2店とも休みだった
嬢がタクシーを止める


いつもは嬢が先に乗るのだが、この時は逃げられない様に先にタクシーに押し込められる
タクシーが辿りついたのはサイアムの一角
モールの中の金を扱う店だ
嬢が店員となにやら話している



急ぎで部屋から出されたのである、クレジットカードと小銭とスマホしか持ってない

お前が用意させへんかったんやん・・・
嬢はイラついていたが、明らかに俺の方がイラついていた


本来ならば明日の朝にドンムアン空港まで送ってくれるはずよね?
嬢はしばらく考えたのちに俺をまたタクシーに押し込めた

しばらくタクシーが走ってる間に気づいた

俺は方向に非常に敏感でオートマッピング機能を備えたナビゲーションシステムと呼ばれている
すぐに持っているスマホの地図アプリを起動
カオサンと逆方向に進んでいる!



ドアを開けて映画ばりに飛び降りてやろうかと思ったその瞬間

小さく答えた
日も沈み夜に突入
タクシーが停まるとデパートの前だった
嬢が先導して歩くので後ろをついて行く
たしかに携帯電話を売っているフロアだ
ある1店舗の店員と嬢が話してたら、店員が電卓に「13000」と言う数字を俺に見せた

流れ的に理解も早い
店員にカードを渡して暗証番号を入力
レシートの表記は隅々まで確認
0が減ってる分には良いが増えていたら洒落にならん
レシートにサインしてから店員が現金を数える
1,2,3,4,5・・・12と1枚
1000バーツは手数料だろう
ショッピング枠で何かを買った体にして現金化したのだ
残りは12000バーツ、これを嬢が全部持って行ったらその場で殴ろうと決めていた
怒りの沸点を遥かに超えて頭の中がグラグラと煮えたぎっていたからである
電話中の嬢に1,2,3,4,5,6,7,8,9,10とカウントして金を渡した

そのまま俺はその場を立ち去った
嬢の顔を見ていると怒りが収まらないからだ
タクシー
とりあえずデパートを出て、最悪歩いてホテルまで戻れば良いとは考えたが、今まで張りつめていた気持ちが緩んで疲れが一気に襲って来ていた
来た方向と逆方向の車線に行き、手を上げてタクシーを止める
数台の乗車拒否の後、優しいドライバーがカオサンまで行ってくれた

LINEが届いた


もう良い
ウンザリだ




急速に頭が冷えてきた
これも一つの経験として自分の中で糧になるのだろう
多大な労力とお金は使ったが、そう思う事が大事だろう・・・
その後、この嬢がナナプラザに戻っているかは知らない
この時にこの嬢に使った金は50000バーツくらいである